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『HOME'S』の物件情報に「中古住宅の性能・品質に関する項目」を追加

2016年01月26日

株式会社ネクストは、2016年1月26日(火)より、『HOME’S』に掲載の物件情報に、中古住宅の性能・品質に関する情報項目を追加します。これは、不動産情報サイト事業者連絡協議会(事務局:東京都千代田区、以下、RSC)に参画する企業が協働して取り組むもので、品質の良い中古住宅を一般消費者が見つけやすくすることで、中古住宅の流通活性化を促進することを目的としています。

■物件情報への「中古住宅の性能・品質に関する項目」追加の概要
現在、中古住宅の流通活性化は国土交通省では注力課題の一つであり、様々な施策が検討・実施されています。その一つとして、一般消費者が中古住宅を安心して選べるようにするための情報提供を目的に、2016年1月より不動産事業者向けの不動産流通標準情報システム「REINS(Real Estate Information Network System、通称「レインズ」)」への中古住宅関連項目(住宅の性能・検査・履歴・リフォーム等)の新規追加が実施されました。
この動きに伴い、弊社が理事を務めるRSCにて参画各社と協働し、各社が運営するサイトで、RSCが推奨する全17項目を中心とする中古住宅の性能・品質に関する情報を拡充することを決定いたしました。
『HOME’S』ではこの決定に基づき、1月26日(火)より土地・投資用物件を除く物件情報(賃貸物件は「(3)空き家バンク」のみ)に以下の3つの欄を設け、RSCが推奨する項目を追加いたします。

(1)評価・証明書
「耐震基準適合証明書」「フラット35・S適合証明書」「低炭素住宅」等、住宅の性能を示す各種検査や証明についての情報項目を表示します。また、建物の維持に関わる修繕・点検の実績や、新築・増改築時の設計図書保管についてもこの欄に表示します。
(2)保険・保証
国土交通省が指定する各種瑕疵保険や、不動産会社が提供する保証制度の利用についての情報項目を表示します。
(3)空き家バンク
各都道府県が運営する「空き家バンク」に登録されている物件について、情報項目を表示します。これは、「空き家バンク」に登録される物件の流通を促進することを目的としています。

こうした情報項目の追加により、これまで不動産会社や金融機関に問い合わせなければわからなかった中古住宅の各種優遇制度の利用可否や修繕履歴等が『HOME’S』で確認できるようになります。この性能情報の「見える化」により、一般消費者が中古物件を比較・検討しやすくなることで、中古住宅流通活性化の課題の一つである「建物の性能・品質への不安」を解消し、希望に合った住まい探しができるようになります。

■今後の計画
『HOME’S』では今後、一般消費者が性能・品質の良い中古住宅をさらに発見しやすくするため、新たな検索軸として「中古住宅の性能や品質から探す」機能の開発を進めます。さらに、リフォームなど中古住宅の価値向上に関する情報を拡充していくなど、中古住宅の検討にあたり必要な情報を充実させ、中古住宅の流通活性化に貢献して参ります。

<ご参考>
不動産情報サイト事業者連絡協議会プレスリリース:
不動産ポータルサイトが協働、中古住宅流通活性化に向け「性能」「品質」に関する情報のサイトへの掲載拡充を推進!
URL:http://www.rsc-web.jp/pre/img/160125.pdf

ネクストグループは、これからも「あなたの『出逢えてよかった』をつくる」をコーポレートメッセージに掲げ、一人ひとりにぴったりな情報をお届けしてまいります。