教えて!住まいの不思議探検隊【日本のお城】

日本のお城について

日本のお城が外国のお城と形が違うのはどうして?

お城というのは、国や地域によって形が大きく変わるんだけど、これはその場所ごとに豊富にある素材で作られるか らなんだ。外国のお城は石で造られているけど、日本にある石は外国の石よりも硬かったこともあり、加工に便利な木を使った建築が中心になったんだ。

天守付櫓

お城って、どうしてあんなに大きいのかな?

お城はもともと「軍事的建築物」という意味があるんだ。昔は戦(いくさ)がたくさんあったのだけれど、敵の攻撃から町の人たちやお城を守るには、敵の存在に早く気づくことが必要。だからお城を大きくして、「天守(てんしゅ)」という「物見櫓(ものみやぐら)」からお城の周りを見渡せるようにしたんだ。だから武士も城下の町の人たちも、お城が大きいことを誇りだと思っていたんだって。大きすぎるお城は、戦略上有利なことばかりではなかったけれど、力のシンボルという意味で、その大きさにはとても意味があったんだ。

お城の屋根に魚がいたんだけど

それは「鯱(シャチ・シャチホコ)」と呼ばれているものだね。想像上の伝説の魚「シビ・シフン」がもとになっていて、胴体は魚で頭が竜や獅子・鬼などの形にデザインされているんだ。伝説ではこの魚は水を噴いて、激しい雨を降らせると言われていて、中国で火災よけのおまじないとして棟に取り付けるようになったのが始まりなんだ。金箔が貼られてキラキラしているものが有名だけど、青銅や瓦製のもの、石造のものも確認されているんだ。実はオスとメスの区別もあって、基本的にオスは南か東、メスは北か西と決められているんだ。

参考文献
ビジュアル版「城の日本史」 内藤晶編著 角川書店 128P
城なんでも入門 内藤晶著 小学館 91P
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