僕の家の屋根の両端には飾りみたいなものがついているんだけど・・・
それは「鬼がわら(鬼瓦)」だね。屋根に乗っているかわらの一種だよ。
どうして「鬼がわら」をつけるの?
屋根の端につけることで、雨が降ったときに雨水が家の中に入り込んでくるのを防ぐことができるんだ。
「鬼がわら」という名前はどこからきたの?
家を守るお守りとして、鬼のお面の模様のかわらを屋根の両端に飾ったことから「鬼がわら(鬼瓦)」と言われるようになったんだ。
僕の家の「鬼がわら」は鬼のお面の模様じゃないよ。
作られた時代によっていろいろな模様があるんだ。最初は平面的なハスの花の模様のものが多かったんだけれど、だんだん時代を追うごとに、魔よけとして強さや恐ろしさを強調するために角を生やした怪獣や鬼のような立体的な模様のものが多くなっていったんだね。
どんな家にも「鬼がわら」はついていたの?
江戸時代前まではお城などについていただけだったんだけれど、江戸時代に入ると一般の民家にもつけるようになったんだ。
それからは、鬼のお面のような怖い模様の「鬼がわら」は近所の人ににらみを利かすという理由であまり取り入れられなくなって、そのかわりに縁起のよい動物の模様や、火事にならないように"水"という文字を入れたものが人気になっていったんだって。
「鬼がわら」は日本だけのものなの?
かわらは中国から仏教と一緒に伝わってきたものなんだ。鬼がわらのルーツも中国にあると言われているよ。現代では、「おにし(鬼師)」と呼ばれる「おにがわら」を作る職人さんが、愛知・兵庫・島根を中心に全国で活躍しているんだよ。









