教えて!住まいの不思議探検隊【じちんさいの由来】

「じちんさい」ってなあに?

じちんさい(地鎮祭)

この前、僕の家の近くの空き地に竹を立ててお供えをしているのを見たよ。

それは「じちんさい(地鎮祭)」だね。そこに新しい建物を建てる前に行う儀式のことだよ。その土地を清め、そこに住む人の幸せを願い、工事の安全をお祈りするんだ。

もともとは、その土地の持ち主の神様に、「この土地を貸してください」とお願いするための儀式なんだよ。

「じちんさい」はどんなことをするの?

まず、その土地の四隅に青竹をたてて、その間をしめなわで囲うんだ。その中に、木の台を並べて、真ん中には神様として"ひもろぎ"(さかきの葉っぱに紙幣と木綿をつけたもの)を立てて、水やお米・塩などのお供え物をするんだ。
地域によっては伊勢神宮の近くの浜から砂や塩を取り寄せて四隅に置くところもあるんだって。

そこで、神社の神主さん・工事をする人・そこに住む人が参加してお祈りをするんだよ。

どうして水やお米・塩をお供えするのかな?

水と塩は、昔、海に入って体を清めたから。お米は悪魔を追い払う力があると信じられていたことが由来でお供えするんだ。

他にも、緑・黄・赤・白・青の5色の布にさかきの葉っぱをつけたものを木の台の左右に取り付ける場合もあって、これは、この世界を構成していると言われる木・火・土・金・水を表しているんだよ。

いつから「じちんさい」をするようになったの?

もっとも古い「じちんさい」は、日本で最初に作られた国の歴史書である"日本書紀"にも記録が残っていて、今から1300年以上も前に、当時の日本の首都である"藤原京"を造るときに行われたのが最初なんだ。一般的に「じちんさい」が広がったのは江戸時代後半だと言われているよ。

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